痔の治療その2・薬物療法


薬物療法には、外用薬として軟膏や坐薬、および内服薬が使われます。外用薬では、激しい痛みや炎症を抑える際にはステロイド系、出血が多い場合に止血作用の高いビスマス系などが使われますが、どちらも強い薬なので継続使用には向かず、長期間使用する場合は即効性の弱い薬が選択されます。内服薬は、便秘がひどいため症状を悪化させている場合に、便を軟らかくして便通を助けるために使われることが主です。

医療機関の方針によっては、漢方薬を使用することもあるようです。ですが、便通を薬に頼るようになっては本末転倒で、便通のリズムを自然に整えることが第一です。

なお、痔が気になってはいるが肛門科を受診することにためらっている時に、市販薬を購入して使用する人もいることでしょう。市販薬は、医師による診察・処方までのつなぎと考えるのが賢明です。市販薬は万人に効くように作られていますので、人によっては効き目が弱すぎて症状が改善しない場合があります。また、逆にいえば市販薬は、数日で目に見える効果が現れるよう、強めに作られているものもあり、ステロイドが含まれているものについては、長期間使用することでただれがおきたり、全身に及ぶ副作用の心配があります。

痔の症状が気になりだしたら、できるだけ早めに専門の医療機関にかかりましょう。その方が、自分の症状にぴったり合った適量の薬を処方してもらうことができ、結果的に軽いうちに、軽い治療で済ませることができるのです。

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