痔の治療その1・生活療法


痔は生活習慣病です。治療には薬だけ、手術だけではなく生活習慣の改善も重要な役割を持ちます。痔の治療には大きく分けて保存療法と外科的療法の二段階があります。また、痔核や裂肛、痔瘻などの診断や、症状の進行度合いによっても、選択される治療方法が異なってきます。

保存療法は、生活習慣の改善(生活療法)と薬物療法を併用して、極力外科手術に至らずに済むように進行をとどめることを目的に行います。痔核の初期〜中期の段階や、軽度の裂肛であれば、生活療法で十分に症状の軽快が望めますし、重度の痔に対して手術を行った後も、再発や悪化を防ぐためには生活療法を続ける必要があります。

生活習慣の改善とはつまり痔になりやすい習慣や傾向を見直して修正することです。便秘や下痢といった便通異常を起こさないように食生活を見直し、食物繊維や水分を意識的に摂るようにしましょう。また、入浴で体を温めたり適度な運動をしたり、座りっぱなしや立ちっぱなしの態勢を避けるなど、うっ血を防ぐことに注意を払いましょう。なお、トイレでは力を入れていきむのは避け、新聞などを持ち込んで長時間こもったりせずに3分程度で済ませるようにします。

また、肛門部を清潔に保つことは痔のケアにおいて有効ですが、温水暖房便座でしつこく洗浄しすぎるのはかえってよくありません。肛門周辺の皮膚は非常にデリケートで、水流をあてすぎるのもまたただれやかゆみを引き起こす可能性があります。温水暖房便座の使用は長くても5秒程度にとどめ、水気を優しく拭き取るようにしましょう。

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