痔の3つの種類・痔核その2


痔核(いぼ痔)は、出血があっても基本的に痛みを伴わない症状がほとんどです。しかし、中にはまれに痛みの強いタイプもあります。肛門の周辺に血豆ができ、ズキズキと強い痛みを持つのが、血栓性痔核と呼ばれるものです。外痔核付近の静脈で血が固まってできた血栓が原因であり、何の前触れもなく突然できることがあります。痛みで座るのも辛い状態が起こりますが、患部を温めることと座薬や塗り薬等の外用薬で、多くの場合数日で痛みが和らぎます。その後、約1か月前後で血栓もなくなります。

もうひとつ、激しく痛む痔核に嵌頓 (かんとん)痔核と呼ばれるものがあります。内痔核と外痔核がともに腫れあがり、内部に血栓がたくさんできてしまった状態です。痔核が肛門の外まで腫れあがってしまうと、指で押し込んでもすぐ出てきてしまう状態になり、また飛び上るほどの激痛が伴うことも多いようです。

通常、患部を温めたり外用薬を使って腫れが引くのを待ちますが、場合によっては痛みが治まるのに1週間程度かかることもあります。痛みが引いても、原因となった痔核本体がなくなったわけではないので、急性の症状が収まった後にその後の治療を再度検討します。また、肛門上皮の痛みが強い部分が多く脱出してしまったり、表皮が破れて大量に出血してしまったりする場合は、緊急的に手術が必要になる場合もあります。痔核だと思っていても、出血が少ないのに激痛が走るようになったり、脱肛がひどく痛むようになったりしたら要注意です。

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